Shopify(ショッピファイ)は、世界170か国以上で使われているECプラットフォームです。日本向けの料金プランは大きく4つあり、月額費用・決済手数料・スタッフアカウント数などが異なります(2026年6月時点)。
月額費用の目安は、Basicが3,650円、Growthが9,650円、Advancedが109,000円、Plusが月額約350,000円(年間契約)です。Starterプランもありますが、既存サイトへのボタン埋め込みに特化しており、ECサイトを一から構築する用途には向きません。
Shopifyの初期費用は原則0円です。月額費用と、売上に応じた決済手数料(クレジットカード手数料)がメインのコストになります。Shopifyペイメント(Shopify公式の決済機能)を利用する場合の手数料率は、Basicで3.25%、Growthで3.15%、Advancedで2.50%です(国内クレジットカード、2026年6月時点)。外部決済サービスを使う場合は別途手数料が発生します。
「月額が安いからBasicでいい」と考えるとプラン変更が必要になるケースが多く、結果的にコストと手間がかかります。最初から自社の運営スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
Basicは、スタッフアカウントが2つまでです。事業者本人が一人でショップを運営するなら問題ありませんが、制作会社や運用代行会社に依頼するとなると、制作担当・運用担当・管理者と最低でも複数のアカウントが必要になります。
Basicで始めて「アカウントが足りない」という状況は非常によくある失敗です。制作会社やパートナーと一緒に運営するなら、最低でもGrowth以上を選ぶことをおすすめしています。
ShopifyペイメントのクレジットカードVisa/Mastercard等の手数料率は、BasicとAdvancedで0.75%異なります(Basic: 3.25%、Advanced: 2.50%)。月額費用の差はGrowthとAdvancedで約10万円。この差を手数料率の違いで回収できる月商の分岐点を計算すると、おおよそ月商1,300万円前後がAdvancedに切り替える目安になります。
「今の月商では高いけど将来的には超える」という見込みがあるなら、Advancedへの移行タイミングを先に決めておくことをおすすめします。プランのアップグレードは翌課金サイクルから反映されるため、月商が分岐点に近づいたら即座に切り替えを検討してください。
BtoC向けのECを前提にするなら、Basic/Growth/Advancedのいずれかで対応できます。ただし、法人向けカタログ販売や、取引先ごとに価格を変えるBtoB対応を本格的に行いたい場合は注意が必要です。
Basic〜Advancedでもカタログ機能はありますが、1つしか作れない制限があります。複数の法人取引先に対して別々の価格設定や商品表示を行いたい場合は、Shopify Plusが必要になります。
toBの取引が含まれる事業者は、将来的なPlusへの移行コストも視野に入れてプランを選択することをおすすめします。
Shopifyのプラン変更自体は画面上から比較的簡単にできますが、プラン変更に伴って設定の見直しが必要になるケースがあります。とくにアプリや決済の設定、スタッフ権限の整理などは、移行タイミングに合わせて確認作業が発生します。
「とりあえずBasicで始めてみた → すぐ手狭になってGrowthに上げた → 結局Advanced相当のコスト感になっている」というパターンは、初期選定を慎重にすることで避けられます。
Shopifyは「ショッピファイ」と読みます。「ショップファイ」「ショピファイ」と読まれることもありますが、正式な読みはショッピファイです。
初期費用は原則0円ですが、テーマ(デザインテンプレート)を有料のものに変更する場合は追加費用がかかります(有料テーマは2〜3万円前後)。また、Shopify認定パートナーへの構築依頼費用は別途必要になります。
Shopifyのプランは「月額費用」だけで選ぶと失敗しやすいです。スタッフ数・決済手数料の損益分岐・B2B対応の必要性という3つの軸で判断することで、後から「プランが合わない」という問題を防げます。
Shopifyのプラン選定やEC構築に関するご相談は、現状のビジネス規模・運営体制・将来計画を踏まえて一緒に考えることができます。お気軽にどうぞ。
記事では答えきれない個別の状況にもお応えします。