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#ecforce#カート移行#makeshop#D2C#定期購入

makeshopからecforceへ移行する判断基準——総合ECカートからD2C定期通販特化へシフトするとき

2026-06-28
ON THIS PAGE
  1. 01makeshopは「総合ECカート」として優れている。定期通販特化の深さはどうか
  2. 02makeshopとecforceの違いを整理する
  3. 03移行前に理解しておくこと——入金サイクルの違いに注意
  4. 04makeshopからecforceへ移行できるデータの範囲
  5. 05移行の手順
  6. 06移行後に変わること
  7. 07よくある疑問にお答えします
  8. 08まとめ

makeshopは「総合ECカート」として優れている。定期通販特化の深さはどうか

makeshopはGMOメイクショップ株式会社が提供する国産ECプラットフォームです。ポイント機能・会員管理・定期購入・複数配送先対応など、日本向けEC運営に必要な機能が幅広く揃っており、国内EC事業の安定基盤として多くの事業者に選ばれてきました。

ただ、「定期通販(D2C)」に事業の軸を移していくフェーズで、こんな課題を感じ始めることがあります。

「定期購入の設定はできるが、解約防止フロー・プラン変更の柔軟な設計・定期コースごとの収益分析といった機能の深さが物足りない」「LPOやEFOを本格的に強化したいが、専用機能が少なく外部ツールを組み合わせる必要がある」「広告のROIを定期継続率・LTVと紐付けて管理したいが、分析レポートの詳細度が足りない」「CSオペレーションの自動化シナリオを組もうとすると、makeshopの標準機能では設計の限界が来る」

makeshopは「総合ECカートとして何でもできる」という強みがある一方、「定期通販D2Cに完全最適化された設計」という軸ではecforceに差が出てきます。その差が事業成長の制約になってきたとき、プラットフォームの切り替えを検討するタイミングです。


makeshopとecforceの違いを整理する

定期購入・D2C機能の設計深度

makeshopは定期購入機能を持ちますが、設計思想は「総合EC事業の一機能としての定期購入」です。定期コースの細かい分岐設計・解約防止フローのカスタマイズ・CSオペレーションの自動化シナリオ・定期コースごとのLTV分析といった、定期通販を専業にするブランドが必要とする機能の深さでは、ecforceと差があります。

ecforceは定期通販・D2CがコアユースケースとしてECプラットフォーム全体の設計に組み込まれています。定期コース設定の細かさ・解約防止フローの分岐・CS自動化シナリオ・セット販売・定期コースごとのパフォーマンス追跡が、外部ツールなしで管理画面から設定できます。国内D2C定期通販の現場で必要とされる機能を、網羅的かつ深く実装したプラットフォームです。

LPO・EFO・広告管理の統合

makeshopはGoogle・Meta等の広告連携やプロモーション機能を備えていますが、LPのコンバージョン最適化(LPO)・入力フォーム最適化(EFO)・広告経由の流入から定期申し込みまでのファネル管理を一体で行う専用機能は、makeshopの主要スコープではありません。

ecforceはLPO/EFO機能を標準搭載しており、広告流入→LP→入力フォーム→定期申し込みという定期通販の主要ファネルを単一プラットフォーム内で管理・最適化できます。「ecforce bi」によってLTV・ユニットエコノミクス・広告ROIの分析も内包されており、広告施策の評価を定期継続率・LTVと紐付けて行えます。

CRM・MA・分析の統合度

makeshopは外部のCRMツール・MAツールとのAPI連携に対応していますが、これらは別途導入・管理が必要な外部ツールです。顧客データ・定期購入データ・広告データが複数のシステムに分散します。

ecforceは「ecforce ma」(CRM/MA)・「ecforce bi」(分析)・「ecforce AIdp」(データ統合)を内包したスタックです。定期継続データ・広告データ・顧客データが同一プラットフォーム内で統合されており、「定期2回目の購入者向けに自動メール配信する」「特定広告経由の顧客の継続率を可視化する」といった施策が、外部ツールの連携なしで設計できます。

makeshopのトータルコスト(プラン費用+外部MAツール費用+分析ツール費用)と、ecforceのスタンダードプラン(初期費用148,000円・月額49,800円〜)のコストをTCOで比較してください。ecforceはma/biが内包されているため、外部ツール費用を含めた合計で比較することが重要です。

移行前に理解しておくこと——入金サイクルの違いに注意

makeshopからecforceへの移行で、見落としやすいが実務上影響の大きいポイントがあります。それが入金サイクルの違いです。

makeshopの入金サイクルは受注に対してリアルタイムに近い形で資金が手元に来る設計になっています。一方、ecforceは月次一括での入金サイクルが標準となっています。定期通販事業として月商が大きくなるほど、この差は資金繰りに影響します。移行前に自社のキャッシュフロー計画を確認し、ecforceへの切り替え後の入金タイミングに合わせた資金繰り調整をしておくことが重要です。

ecforceへの移行で見落としやすいリスクトップ3は「①定期購入者の再登録ハードル」「②入金サイクルの変化による資金繰り」「③決済代行の再契約・審査期間」です。この3点を移行計画の初期段階から計画に組み込んでください。

また、ecforceでは決済代行サービス(SBペイメントサービス・GMO PG等)との別途契約が必要です。makeshopで使用していた決済代行がそのまま引き継げるかは個別確認が必要で、審査に1〜2ヶ月かかることもあります。移行スケジュールに決済代行の準備期間を含めておきましょう。


makeshopからecforceへ移行できるデータの範囲

移行できるもの

商品情報(名称・説明文・価格・在庫数・画像)・顧客情報(メールアドレス・氏名・住所)・過去の受注データ(参照用)はCSVで移行できます。ecforceには他社カートからの移行向けに移行プランという料金プランが設けられており、移行支援の実績が多数あります。

移行に特別な注意が必要なもの

定期購入者の引き継ぎが最も重要な論点です。makeshopの定期購入会員はecforceへ直接自動移行できないため、会員への通知と新プラットフォームでの再登録依頼が必要です。再登録を促すキャンペーン(移行記念特典・初回スキップ無料等)を移行計画の初期から組み込むことをおすすめします。

ポイント残高はecforceに直接引き継げません。ecforceのポイント機能で再設定し、既存ポイントは手動付与が必要です。パスワードは暗号化のため移行不可です。


移行の手順

フェーズ1:現状の棚卸しと移行設計

makeshopで使用している機能(定期購入・ポイント・クーポン・広告連携等)をリスト化し、ecforceでの対応方針を整理します。定期購入者リスト・商品データ・顧客データをエクスポートします。ecforceの決済代行契約を並行して進めます(審査期間を考慮してできるだけ早めに)。

入金サイクルの変化を踏まえた資金繰り計画を立てておきます。Googleサーチコンソールで主要ページの検索順位を記録します。

フェーズ2:ecforce環境構築

ecforceアカウントを開設し、商品設定・定期コース設定・CS自動化シナリオ・ecforce maのシナリオ設計を進めます。LPO/EFO設定もこの段階で行います。

フェーズ3:データ移行とURL切り替え

商品・顧客データをCSVでインポートします。ドメインをecforceに向け替えます。makeshopで上位表示されていたページのURLが変わる場合は301リダイレクトを設定します。

フェーズ4:定期購入者への切り替え案内

既存の定期購入者へecforceへの移行を案内し、新プラットフォームでの再登録を促します。移行時点のサービス改善や特典を打ち出して、再登録率を高めます。


移行後に変わること

定期購入管理: makeshopの定期機能 → ecforceネイティブの定期コース管理。解約防止フロー・プラン変更・CS自動化シナリオの設計が管理画面で完結します。

LPO/EFO: 外部ツール依存 → ecforce標準機能。広告流入から定期申し込みまでのファネル最適化が一元管理できます。

CRM/MA: 外部ツール → ecforce ma内包。定期継続データと顧客データをもとにした自動化施策が、ツールをまたいだ連携なしで設計できます。

LTV分析: 外部分析ツール → ecforce bi内包。ユニットエコノミクス・LTV・広告ROIの分析が単一プラットフォームで対応できます。

入金サイクル: makeshopのリアルタイム入金 → ecforceの月次一括入金。資金繰りへの影響を事前に把握した上で移行に臨んでください。


よくある疑問にお答えします

Q. makeshopの定期購入者をecforceに引き継ぐ方法はありますか? makeshopとecforce間での定期購入者の自動移行機能はありません。会員への移行案内メールを送り、ecforceの新しい定期コースへの再登録を依頼する流れが一般的です。移行時の特典(初回スキップ無料・移行記念割引等)を設定して再登録ハードルを下げることをおすすめします。

Q. makeshopとecforceの入金サイクルはどう違いますか? makeshopは受注に対してリアルタイムに近い入金サイクルですが、ecforceは月次一括入金が標準です。月商規模によってはこの差が資金繰りに影響します。移行計画と並行して、ecforce移行後の入金タイミングに合わせたキャッシュフロー計画を確認してください。

Q. ecforceの「移行プラン」とは何ですか? ecforceは他社カートからの移行向けに「移行プラン」という料金プランを設けており、移行支援の実績が多数あります。移行時の費用・支援内容の詳細はecforceに直接お問い合わせください。セールス・プロジェクトマネージャー・エンジニアが専任で担当します。

Q. makeshopのポイント機能はecforceで再現できますか? ecforceにもポイント機能があります。makeshopのポイント設定をそのままインポートすることはできませんが、ecforce側で同等の設定を一から行うことができます。既存会員のポイント残高は手動付与が必要です。

Q. SEOへの影響はどうなりますか? makeshopのURLとecforceのURLが変わる場合は、ShopifyのURL Redirectsと同様に301リダイレクトを設定することでSEO評価を引き継ぐことができます。移行前にサーチコンソールで上位ページの順位を記録しておき、リダイレクト漏れがないことを確認することが重要です。


まとめ

makeshopは国内ECの安定運営プラットフォームとして優れたサービスです。ただし、定期通販・D2Cを事業の中心に据えて、LTV最大化・広告ROI管理・CS自動化を本格化するフェーズに入ったとき、ecforceのD2C特化スタックへの移行が合理的な選択になることがあります。

移行を決断する前に必ず確認すべきは「入金サイクルの変化が資金繰りに与える影響」と「定期購入者の再登録計画」の2点です。この2点を移行計画の中心に置き、ecforceの移行プランを活用しながら余裕あるスケジュールで進めることをおすすめします。

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